大人のギャップイヤー in タイ王国

by - 12:00 pm

Post: 1st December, 2019


 行先はタイ王国 

◆スコットランドからオーストラリアに帰国するフライトチケットを検索している時に、タイに寄り道したいなと思ったらボランティア受け入れ先がすぐに決まり、航空券を購入。

◆大人だけでなく、子どもたちも巻き込んだパーマカルチャー養育センターでボランティア。

◆これまでの大人のギャップイヤー2019は...
👉大人のギャップイヤー in タスマニア
👉 大人のギャップイヤー in サンシャインコースト



 大人のギャップイヤー 
2018年末、オーストラリアで6年間続けた保育士キャリアに終止符を打ち、2019年から始まった「大人のギャップイヤー」

ギャップイヤーと言えば大学生が取るイメージですよね。海外のボランティアプログラムに参加したり旅行などを通して得た経験は、大学での勉強だけでは得られないもの。それらが、大学生活から将来の生き方にまで良い影響を与えると言われています。

年齢はただの数字。とは言うけれど、40という数字が自分の人生と見つめ合うきっかけになったことは否定できず。あれしたい、これしたい、何したい?アイディアが次々と沸いて来て、迷子になって氣が落ちていた時期もありました。

オーストラリア永住権という、自由に暮らせる切符を手にしたんだから、自由にやったらいい!という思いがストンっと下りてきて「大人のギャップイヤー」を開始したのです。どんなたびと出会いがやって来るのか、はたまたどんなチャレンジがあるのか、全部まとめてワクワクしています。



 Permaculture Children’s House 


ボランティアを受け入れてくれたPermaculture Children’s Houseは、チェンマイシティから車で30~40分くらいで到着。スコットランドの滞在から一転、周囲は360℃ライスフィールド、田んぼとバナナの木が延々と続く自然に囲まれた光景に胸が躍ります。

ここに来た理由は、オーナー夫妻のビジョンに共感できたから。
Children will change the world using Permaculture ethics and principles: Care the Earth, Care the People and Fair share

振り返ってみれば、子どもと関わる仕事を日本とオーストラリアで計10年以上してきた中で、たくさんのことを考えさせられ、気づかされてきました。特に、現代社会が子どもたちから奪ってしまった感性を育む環境。私たちがこれからその環境をどう取り戻し、空間や時間を提供していくことができるか、考えるべきだと思うのです。

オーナー夫妻がこのプロジェクトを始めたきっかけは、自身の子どもたちが生まれてから。パーマカルチャーの創始者でもあるビル・モリソン氏が唱えた次のコトバも理念の柱に組み込み、プロジェクトを進めています。

The only ethical decision is to take responsibility for own existence and that of our children.
自分たちの存在=暮らしに責任を持つことは勿論、未来を担う次世代の子どもたちの未来に責任を持つことこそが、私たちが選ぶべき暮らし方である。



 ファームでボランティア 


広大な敷地内に小さな子ども3人を含む2家族とたくさんの動物たちが住んでいて、私が到着したときには他に3人のボランティアが働いていました。その後入れ替わり立ち代り、多い時には8人のボランティアが滞在。フランス、イタリア、ドイツとヨーロッパ勢のトラベラーが多かった印象。

仕事内容は、日々の動物の餌遣りや小屋の掃除に加え、バナナ木の刈り取り、根覆い用のマルチ作り、植林など。作業の合間に、取り組んでいる様々なプロジェクトについてオーナーが説明してくれました。

🌱Regenerative Agroforestry/Dynamic Agroforestry (DAF)
🌱Syntropic Agroforestry
🌱Hydroponics
🌱Aquaponics
🌱Electroculture - Lakhovsky Coil


   
巨大なバナナの茎は豚さんの餌に、フルーツは私たちの食料、葉っぱは泥道に敷いて歩きやすいように整備するのに使われる。

Hydroponics & Aquaponics

キッチン&ダイニング(左)・ベッドルーム(右)



 充実の周辺エリア  


近くの San Kamphaeng区という小さな町には、スーパー、コンビニ、銀行、ATMなど最低限必要なものがあるし、週末のナイト屋台マーケットでは安くて美味しいローカルフードが楽しめるので、休みの日に自転車で出かけることもできます。

仲間に教えてもらったWat Rong Tham Samakkhi寺でのタイマッサージも、隠れお勧めスポット。1時間120タイバーツ(日本円で¥450円くらい)




 Where to Next 


オーストラリアを出発し、日本、ヨーロッパ、タイをグルっと4か月半。いよいよオーストラリアへ帰還する時がやってきました。

オーストラリアに到着後は、旅の途中で出会ったイタリア人に紹介された女性の家でボランティア予定。彼女が住むパーマカルチャーエコビレッジ(QLD)には何度か訪問したことがあるのですが、暮らしを見たことはないのでどんな学びが待っているのか楽しみです。



Instagram

☆最後までお読みいただきありがとうございます。Sunshine SpiritライターのYumiです。
何かを変えたい、変わりたいという思いを抱いていませんか。人生の中で分かれ道に立った時に何を選択するか。変えたいという気持ちは、いつでも挑戦する道を選ぶようにと私を後押ししてきました。変化するって勇気のいる選択だけど、そのボートに乗って漕ぎ出したらボートは水の力をかりながら進んでいきます。思い描いていたところとは違う場所にボートがたどり着くこともあるけれど、ヘルプが必要な時には助けの手がやってきます。
何だか心がざわざわ、そわそわしませんか。ブログ内コンタクトフォームからお気軽にメールでご連絡ください。お待ちしています。Yumi

You May Also Like

0 comments

Powered by Blogger.