大人のギャップイヤー in イタリア

by - 12:00 pm

Posted: Friday 30th August 2019



 今回の行先はヨーロッパ 

◆欧州は英語圏ではないという理由で、気にはなっていたけれど言葉の不安があったりで何となく避けていたエリア。知人を訪ねる目的もあるけれど、自分にチャレンジを課すたび。
◆欧州でのオーガニック農業やパーマカルチャー(持続可能な自己維持型の自然農業システム)の経験


◆これまでの大人のギャップイヤーはこちら→



 大人のギャップイヤー 
2018年12月末に保育士を退職し、オーストラリアでの6年間のキャリアに終止符を打ちました。2019年から始めた「大人のギャップイヤー」。

ギャップイヤーと言えば大学生が取るイメージですよね。海外のボランティアプログラムに参加したり旅行などを通して得た経験は、大学での勉強だけでは得られないもの。それらが、大学生活から将来の生き方にまで良い影響を与えると言われています。

年齢はただの数字。とは言うけれど、40という数字が自分の人生と見つめ合うきっかけになったことは否定できず。あれしたい、これしたい、何したい?アイディアが次々と沸いて来て、迷子になって氣が落ちていた時期もありました。

オーストラリア永住権という、自由に暮らせる切符を手にしたんだから、自由にやったらいい!という思いがストンっと下りてきて「大人のギャップイヤー」を開始したのです。どんなたびと出会いがやって来るのか、はたまたどんなチャレンジがあるのか、全部まとめてワクワクしています。



 ローマからミラノまで 


ローマからフローレンス、トリノ、ミラノへの移動は、電車や長距離バスを利用。全てオンラインで予約できるので、スマホの画面を見せるだけで乗車できるのはとても楽。インターネットの普及で、海外旅行がどんどん簡単になっていくなぁ~と感じました。

辛かったのはスーツケース20kgを持っての階段上り下り。聞いてはいたけれど大きな駅以外はエレベーターやエスカレーターが無いのが普通のイタリア。乗り換え時間が短いときには、汗だくで人混みの中を進んだり。荷物はできるだけコンパクト&身軽に。

ローカルバスは、運転手さんが英語を話さないことも多かったですが、行き先が書いてあるメモを見せながら話せば問題なし。車内アナウンスが無いので、降りたい停留所で止まるように乗車時に頼んでおくと安心です。(イタリア友はそれすら信用できないと言ってましたが大丈夫でしたよ。)

stopボタンは誰も使っていなかったのは何故なのか疑問。到着間際に、運転手の所まで移動して口頭で降りる意思を伝えるシステムのようです。フローレンスだけでしょうか。

イタリアの感想?どこの都市でも、エスプレッソとピザは格別に美味しく、そして安い!グルメの国と言われるだけのことはありますね。がっかりしたのは、運転の荒さかな。助手席に乗っている間は、周りの車が怖すぎてリラックス出来ませんでした(笑)

 



 オーガニックファームでボランティア 


ピエモンテ州のMonferratoにあるオーガニック農家で2週間のボランティア。家族で経営する農家で、隣近所が見当たらない静かな超田舎。
それとは打って変わって両親と4人の小さな子どもたちとの暮らしは、笑いや泣き声が絶えない賑やかな日々を過ごしました。

主な仕事内容は、動物たちの餌やりから始まり、出荷する野菜の収穫、草取りなど。土に近い場所での作業はココロが落ち着くし、有機で育った野菜や果物を収穫するときには何とも言えない感謝と喜びに満たされっぱなし。

しかし、ここに滞在中に記録的な熱波が欧州を襲い、気温38℃~40℃を記録する日々が続いたときには、正直そんなことを感じる余裕は無く猛暑との闘いにココロ折れそうな毎日。それと同時に、自然環境の中で健康な作物を育てることの厳しさも体験し、テーブルに食事が並ぶことの有難さを痛感しました。

 

 
多方面で証明されているアニマルセラピーの効果。動物たちに囲まれて幸せ。

 Escargotになるカタツムリファーム



 Where to next 


初めての欧州旅行の1か国目イタリア。

ゴシック、ルネサンス、バロックなどの建築様式が目を惹く教会や、中世の歴史的建造物と近代ビルが隣り合う不思議な国。日本を訪れる外国人観光客も、同じようなことを感じているんだろうかと思ってみたり。

食に対する貪欲な姿勢が生み出すイタリアの美食とエスプレッソ文化。このエリアは、またじっくりと旅しながら味わってみたいです。

そして、聞きなれないイタリア語に囲まれた生活や街の人たちとの会話は、オーストラリアに初めて留学した時のドキドキしながらも興奮している感覚にとても似ていた。
思えば、オーストラリア留学を決意した2004年から、点と点が繋がってやがて線になり、この「大人のギャップイヤー」に今たどり着いたのかなとも思う。

次はスイス、ドイツを通ってデンマークまで向かいます。




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☆最後までお読みいただきありがとうございます。Sunshine SpiritライターのYumiです。
何かを変えたい、変わりたいという思いを抱いていませんか。人生の中で分かれ道に立った時に何を選択するか。変えたいという気持ちは、いつでも挑戦する道を選ぶようにと私を後押ししてきました。変化するって勇気のいる選択だけど、そのボートに乗って漕ぎ出したらボートは水の力をかりながら進んでいきます。思い描いていたところとは違う場所にボートがたどり着くこともあるけれど、ヘルプが必要な時には助けの手がやってきます。
何だか心がざわざわ、そわそわしませんか。コンタクトフォームからお気軽にメールでご連絡ください。お待ちしています。Yumi

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