地域活動 URBAN FOOD STREET

by - 9:50 am

Posted: Saturday 24 June 2017


 URBAN FOOD STREET  


サンシャインコーストのBuderimエリアに、近隣住民が一つになって歩道の脇の空スペースに果物や野菜を育てているコミュニティがある。
2009年に始まったこのプロジェクトはTVでも取り上げられるなど話題を呼び、私も昨年ニュースで知ったURBAN FOOD STREET。

しかし、私がサンシャインコーストに引っ越して間もなく、ショッキングなニュースが流れてきた。



” Urban Food Street (UFS)にある18本のフルーツの木は、サンシャインコースト市の職員によって無残にも切り倒されてしまった。UFSはこの7年間、11ものストリートでオーガニックの野菜や果物を育ててきた住民コミュニティ。そこで収穫された野菜は200人以上もの人々のお腹を満たしてきた。”

なぜこのような経緯に至ったかというと、一部住民たちの苦情を受けたサンシャインコースト市は、UFSに関わっている市民に対して損害保険を払うように命じたのです。
保険を支払わなければ市道を使って野菜を育てることを許可しないと。違反すれば約$600の違反金を課される。市によると23世帯が保険を払い、10世帯は指導エリアに育っている木を私有地に移動したそうです。


昨年末12月のこの記事によると、市から住民たちに送られた手紙には、歩道脇に大きく育ったフルーツの木々が歩行者やサイクリストの障害になっているため、プロジェクトを安全に進めるために損害保険支払いが必要だと通知したのです。

コミュニティが一つになって町を盛り上げようという思いと、それを受け入れられない一部の住民の声。何とも出来ない腹立たしさとともに、残念な思いを抱いたのは私だけではないはず。



 MULCHING IT OVER 



Malenyに住むJohn Cotterellさんから寄せられた暖かい詩。

MULCHING IT OVER
In Buderim you'll find this great garden bed
That spans many streets so that two hundred are fed.
"It's a risk to the public", the Council has said.
They sent in their workers, who chopped and then fled.
But the garden's not done: it'll rise from the dead,
’Cos what feeds the garden's the spirit it's bred.
JLC



 Where to next 

地元の子どもたちの社会科見学の場として教育に取り入れられたり、家に籠りがちだったお年寄りがUFSプロジェクトを通してコミュニティ活動に積極的に参加するようになった、などの話も聞く。
ぜひ市と市民が一体となってこのような活動を支えていける仕組みができるように願っている。













最後までお読みいただきありがとうございます。Sunshine SpiritライターのYumiです。
何かを変えたい、変わりたいという思いを抱いていませんか。人生の中で分かれ道に立った時に何を選択するか。変えたいという気持ちは、いつでも挑戦する道を選ぶようにと私を後押ししてきました。変化するって勇気のいる選択だけど、そのボートに乗って漕ぎ出したらボートは水の力をかりながら進んでいきます。思い描いていたところとは違う場所にボートがたどり着くこともあるけれど、ヘルプが必要な時には助けの手がやってきます。
何だか心がざわざわ、そわそわしませんか。ブログ内コンタクトフォームからお気軽にメールでご連絡ください。お待ちしています。Yumi

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