Live to work 働くために生きているか、Work to live 生きるために働くか

by - 7:30 pm

Posted: Friday 16 November 2018

 なぜオーストラリアのくらしが心地よいのか 


振り返ってみればオーストラリア在住歴がトータルで約8年半になりました。この国での暮らしが私には合っていて居心地がとても良く、平凡な毎日を送れていることだけで幸せを感じています。

「住みたい」というたったの一つの想いから始まった挑戦。色々なチャレンジや壁にブツカルたびに挫けそうになりながらも、たくさんの支えが合って運も味方して永住権を取ることができたわけですが、何がそこまで私を頑張らせたのだろう。

オージーの大らかなのんびりとした国民性、多民族国家ならではのユニークな文化、特にここQLD州の温暖な気候や、アウトドアアクティビティが豊富なことだったり。その中でも、特に私にとって1番大きかったのはワークライフバランスだったと思います。



 仕事と暮らしと心の調和 

Source: http://positiveemporium.com

私自身、日本で国家公務員として勤めていた時には「Live to work 働くために生きている」ような人をたくさん見てきました。残業ありきの勤務体系、無駄に見える仕事の多さ、有給消化率の低さ、アフターファイブの飲み付き合い、公務員独特の閉鎖的組織が、私の体と心が全力で拒否していましたね(笑)

一方で、オーストラリアで見てきたのは「Work to live 生きるために働く」人たちです。アフターファイブは家族と過ごしたり趣味に時間を費やす。有給使って3~4週間の休暇を楽しむ。接待飲み会は無し。(もちろんこれに当てはまらない、仕事に追われて必死に働く人たちも見てきましたが、日本に比べたらまだまだ少ないと思います。)


 ”義理”土産文化の疑問 

オーストラリアで、同僚への義理土産を買う文化が存在しないのは、有給を使って休暇を取ることに対して「迷惑かけた、申し訳ない」という意識が存在しないからではないでしょうか。

有給休暇は取って当然の権利ですから、後ろめたい気持ちになる必要は無いのです。きっと日本の大部分の人は分かっているのだけれど、そう思わせてしまう社会環境がそこにあるんですよね。堂々と手ぶらでホリディ後に出勤すればいいのです。そしてどれだけ楽しい休暇だったか自慢するのです。我々のように(笑) これだから私は日本の社会には適応しなかったのだな、と思います。




 What do you want?Why? 


Photo credit: Element5 Digital  


今あなたがやってみたいことは何ですか。

例えば「オーストラリアに旅行に行ってみたいなぁ」と思ったとしましょう。

①実行に移すか または ②他の選択をするか。

答えはどちらでも正解。
その選択をしたのは「なぜ?」
「本当に?」ともう一度心に聞いてみてください。



最後までお読みいただきありがとうございます。Sunshine SpiritライターのYumiです。
何かを変えたい、変わりたいという思いを抱いていませんか。人生の中で分かれ道に立った時に何を選択するか。変えたいという気持ちは、いつでも挑戦する道を選ぶようにと私を後押ししてきました。変化するって勇気のいる選択だけど、そのボートに乗って漕ぎ出したらボートは水の力をかりながら進んでいきます。思い描いていたところとは違う場所にボートがたどり着くこともあるけれど、ヘルプが必要な時には助けの手がやってきます。
何だか心がざわざわ、そわそわしませんか。ブログ内コンタクトフォームからお気軽にメールでご連絡ください。お待ちしています。Yumi

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