【船便】コロナ禍で日本からオーストラリアへ国際小包を送る方法
Posted: 3rd March, 2021
(Updated: 22 January, 2022)
日本にはいつでも帰れる!近いし、セールで航空券買って、毎年一時帰省!
なんて言っていたのが大昔に感じる。こんなことになると誰が予想したでしょうか。日本にいつ帰れるのかなかなか目途が立ちませんね。
一時帰国が出来なくて困ったのが、日本から買って持ちかえりたい品々たち。それがしばらく叶いそうにないので、日本の家族に船便で荷物を送ってもらうことにしました。
今回は、日本からオーストラリア宛てに、国際郵便を船便で送る一連の手続きを紹介します。
ー 内容 ー
●日本ーオーストラリア間のコロナ禍郵便事情
●送れないもの、送れるものを確認
●国際小包 [船便] のきまりごと
●国際郵便マイページを活用
日本ーオーストラリア間のコロナ禍郵便事情
2020年のコロナショックで、日本からオーストラリア宛ての郵便が一時停止しましたね。
理由は、世界的に国際郵便物の受入停止等の措置が取られていたり、輸送する航空機が大幅に減便・運休に伴い、輸送ルートが確保できないから。
日本郵便の発表「新型コロナウイルス感染症の世界的まん延による国際郵便物の一時引受停止国・地域(2020年4月10日現在)」で、EMSと航空扱い郵便が停止と発表。(船便は受け入れ継続)
⇩
「一部の国際郵便物について引受けを再開」の発表にオーストラリアが追加され、2020年11月から航空便が条件付きで再開。
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2011年11月から、航空小形包装物の取り扱いが「引き受けを一時停止」に変更されました。(2021年11月1日発表)
☆最新情報は日本郵便ウェブサイトでチェック!
送れないもの、送れるものを確認
ご存じのとおり、オーストラリアのバイオセキュリティは大変厳しく、持ち込み禁止品を送ったら、検疫で開封されて没収されてしまいます。悲しいことにならないためにも、禁止されているグッズを再度ご確認ください。
国際小包 -船便- のきまりごと
重量
オーストラリアは最高20㎏までOK(国によっては30kgも)。
料金
5.0kgまで - 4,000円
10.0kgまで - 6,750円
15.0kgまで - 8,500円
20.0kgまで - 10,250円
☆料金の詳細はこちら→ 👉料金表(国際小包:第3地帯)
2022年6月から、EMSと国際小包(航空)の第3&4地帯に特別追加料金を導入されると発表がありました。(豪州・オセアニアは第3地帯)
箱のサイズの制限
パッケージ:生鮮食品に使われた箱はNG(私はミカンの箱に入れてしまい、川崎から返されたことがあります。)
オプションサービス(有料)
・保険付
・受取通知
国際郵便マイページを活用
海外への発送に必要なラベルや書類すべての印刷ができるサービス。
手書きラベルでもオーストラリアへは遅れそうだけど、こんな決まりごと。
「2021年1月1日(金)から通関電子データの送信が義務化されます。手書きのEMSラベルなどで差し出されると名宛国で通関の遅れや返送のおそれがあります。また、米国宛の手書きラベルによる差出しは原則、お引き受けができません。」
アメリカは義務化されているようだけど、その他の国に関しては、このような記載↓
「遅延や返送のリスクがあることをご承知いただければ、通関電子データの送信が無くても引受けが可能ですが、なるべく送信にご協力をお願いします。」
という訳で、このサービスを使って送付状を作成しました。
①会員登録・ログイン
⃞ 国際郵便マイページサービスへアクセスし、アカウントを作成、ログインする。
②メニュー選択
⃞ 「送り状を作成する」を選択
③専用パウチを請求しておこう
⃞ パウチは、作成した送り状を郵便物に貼り付けるために必要な袋。郵便局で受け取るか、マイページの「パウチ請求」ボタンをクリックして、予め取り寄せておく。
④ご依頼主・お届け先登録
依頼主:日本から発送する人
届け先:オーストラリアの受取人
⑤発送種別と内容品の登録
⃞ 発送種別: 国際小包
⃞ 発送方法: 船便
⃞ 内容品の登録: 品名、単価および個数を英語で入力*
⃞ 内容品の種別: 例)贈物
⃞ 内容品総額: 日本円で入力
⃞ 危険物についてのご確認に同意
*税関告知書への品名を英語で記載する際に、こちらのページがとても参考になります。
👉内容品の英語訳例
⑥発送関連情報登録
⃞ 発送予定日: 予定日を多少遅れたけど、手書き訂正して受領されました。
⃞ 総重量: 可能な限り正確に入力。
⃞ 有償/無償を選択:
有償:通販等相手から代金を受領する場合など
無償:個人的な物品サンプルの送付、返送の場合など
⃞ 万一配達できなかった場合の指示を選択: 破棄、または返送。
⑦確認・印刷
⃞ 最下段にある「送り状を登録する」をクリック
⃞ 印刷ボタンをクリックし、カラー/モノクロ印刷。
⃞ 署名欄すべてに自筆で署名する。
⑧発送
⃞ 郵便局へ持ち込むか、集荷サービスを利用。
⑨発送履歴で追跡可能
⃞ 「発送履歴を見る」ボタンから、小包番号を選択すると、小包がどこにあるのか確認できる。
私の小包は、国際交換局から発送されて、船積みされているころかな。
2か月くらいかかると思うので、気長に待ちながら引き続きアップデートしていきます。
*アップデート①*
2021年2月に川崎の港を出た荷物は、7週間&2日かけてクイーンズランド州に無事に到着しました。
*アップデート②*
「配達まで5か月かかった人がいるよ~」という友人の不安をよそに、2021年11月に船便で発送された荷物は、2か月でクイーンズランド州に配達されました。シドーニー到着から2日は過去最速記録!
References: 日本郵便, 国際郵便; https://www.post.japanpost.jp/int/index.html
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